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ユニオン・パシフィック(UNP)の分析

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米国最大級の貨物鉄道会社であるユニオン・パシフィックについて解説します。

ユニオン・パシフィック(UNP)は、米国最大の貨物鉄道会社です。日本のJRの営業利益率と比べ物にならないくらいの高利益率の鉄道企業であり、S&P500にも採用されている企業です。

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ユニオン・パシフィック(UNP)基本データ

社 名 Union Pacific Corp
本 社 アメリカ ネブラスカ州
ティッカー UNP
セクター
Industrials:資本財
創 立 1862年
上 場 1969年(NSYE)
時価総額(USD) 155 Bil(2021.11.19)

創立までの歴史

歴史は古く、1861年の南北戦争まで遡ります。

この南北戦争のために翌年、鉄道会社を合併合理化された時に誕生したのがユニオンパシフィックです。

事業概要

ユニオン・パシフィック(Union Pacific Corp)は米国の大手鉄道会社で子会社のユニオン・パシフィック鉄道は、太平洋沿岸とメキシコ湾岸の各港とアメリカの中西部・東部を結ぶ鉄道網に加え、米国とメキシコの主要玄関口を結ぶ路線を運営しています。

鉄道網はアメリカ西部23州をカバーしており、顧客は1万を超え、積荷は自動車部品をはじめとする工業製品や、石炭、農作物、など幅く取り扱っています。

2014年にはシェール革命があり、輸送が活発になるとの憶測から株価が買われましたが、原油安でシェールオイルの価格低迷により、株価も下落しておりました。

日本の場合鉄道会社は旅客鉄道としてイメージされますが、広大なアメリカでは貨物輸送が主業務となります。

ユニオン・パシフィックの業績

出典:マネックス証券 データ加工
  売上高 $ Mil EPS
2007/12 16,283 1.73
2008/12 17,970 2.27
2009/12 14,143 1.88
2010/12 16,965 2.77
2011/12 19,557 3.36
2012/12 20,926 4.14
2013/12 21,963 4.71
2014/12 23,988 5.75
2015/12 21,813 5.49
2016/12 19,941 5.07
2017/12 21,240 13.36
2018/12 22,832 7.91
2019/12 21,708 8.38
2020/12 19,533 7.88
出典:マネックス証券 データ加工
CF($ Mil) 営業利益率 ROE ROA 営業CF 投資CF 財務CF 現金・現金等価物
フリーCF
2007/12 22.70% 12.00% 5.00% 3,277 -2,426 -800 878 160
2008/12 27.40% 15.10% 6.00% 4,070 -2,764 -935 1,249 902
2009/12 28.80% 11.70% 4.60% 3,234 -2,175 -458 1,850 750
2010/12 33.60% 16.00% 6.50% 4,105 -2,488 -2,381 1,086 1,623
2011/12 29.30% 18.10% 7.50% 5,873 -3,119 -2,623 1,217 2,612
2012/12 32.20% 20.50% 8.50% 6,161 -3,633 -2,682 1,063 2,423
2013/12 33.90% 21.40% 9.10% 6,823 -3,405 -3,049 1,432 3,327
2014/12 36.50% 24.40% 10.10% 7,385 -4,249 -2,982 1,586 3,039
2015/12 36.90% 22.80% 8.90% 7,344 -4,476 -3,063 1,391 2,694
2016/12 36.50% 20.80% 7.70% 7,525 -3,393 -4,246 1,277 4,020
2017/12 38.00% 47.80% 18.90% 7,230 -3,086 -4,146 1,275 3,992
2018/12 37.30% 26.40% 10.20% 8,686 -3,411 -5,222 1,328 5,249
2019/12 39.40% 30.70% 9.80% 8,609 -3,435 -5,646 856 5,156
2020/12 40.10% 30.50% 8.60% 8,540 -2,676 -4,902 1,818 5,613

上のキャプチャーは年間の業績しか添付していません。四半期決済などの詳細はマネックス証券の口座を開設したら確認できますので、マネックス証券で確認ください。申し込みリンクはこちら

売上構成

2020/12(12ヶ月)

売上高($ Mil) 構成比率
Industrial
(工業製品、金属)
6,622 33.9 %
Bulk
(石炭、穀物、肥料、食品)
5,960 30.5 %
Premium
(自動車、インターモーダル輸送)
5,669 29.0 %
Other subsidiary revenues 743 3.8 %
Accessorial revenues 473 2.4 %
Other 66 0.3 %

配当金

2010年から10年以上に渡り増配を続けています。年間配当金予想2021年4.28$、利回り1.8%(一株241$)

驚異的な営業利益率

昨年の営業利益率を見てください。約40%と日本のJR会社と比べて、とても利益率が高いです。(JR東日本 約13%)

日本で一番稼ぐ鉄道会社はJR東海があります。JR東海は新幹線の利益率が高くコロナ禍前の営業利益率が35%を超えていました。

しかし、コロナ禍で新幹線利用が激減したため、2021年度は赤字へ転落しました。

ユニオン・パシフィックの強み

出典:UNPのHP

ユニオン・パシフィックは、経済成長が著しい中国東南アジアに面する太平洋岸の鉄道網に加え、成長国のメキシコの各港をつなぐ鉄道網を持っており、船から荷降ろししたものを運ぶ手段として同社の業績には将来性を感じます。

そして、旅客数に左右されない、貨物輸送業の強みが分かります。

参入障壁が高い

鉄道事業は莫大な設備投資を必要とするため、簡単に新規参入できません

そのため、鉄道会社は寡占状態です。ユニオンパシフィックが運営する西岸地域には、北米にも強いBNSF鉄道(バークシャー・ハサウェイ)が存在します。

米国東部には、”ノーフォーク・サザン” と “CSXコーポレーション”の2社の寡占となります。

日本と比べて広大な地面を持つアメリカの鉄道会社数としては日本と比べて少ないと感じています。

サスティナブル産業

鉄道は遠くまで一度に大量に運べ、例えば貨物列車26両分が10tトラック65台分相当と、輸送効率が高く、数倍の燃料効率が優れています

そのため、サステナブルな輸送手段といわれています。

バイデン政権が掲げる、『環境インフラ政策』に沿っているとも考えられます。

ユニオン・パシフィックの弱点

参入障壁が高く、確実に儲かる仕組みがある企業である同社にも弱点が存在します。

それは、自然災害です。

自然災害や戦争によって線路が莫大な被害を受けるような事態が発生したら、運行はストップしてしまいます。

  • UNPは”貨物”運輸会社で、営業利益率が約40%
  • 参入障壁が高い企業であり、新興国との玄関を抑えている
  • トラックと比べ燃料効率が優れ、『環境インフラ政策』銘柄と考えれます

共に学んで豊かになりましょう!それでは、また!!

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投資歴15年以上の30代サラリーマンであり2児の親/投資からの収益は8桁以上/これまでの経験から再現性が高い投資手法を配信/月間2万PV達成し、フォロワー700人

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