こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ウクライナの穀物生産地域が知りたい!!という方へ向けて記事を書きました。
ウクライナは“小麦”、”トウモロコシ”を主に輸出している農業大国です。現在、ロシアの侵攻により肥沃な土地が破壊される可能性が高まっております。
今回の記事は、ウクライナの戦況と“小麦” “トウモロコシ”の主要な生産エリアについて解説します。
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ウクライナ農業エリア
ウクライナの土地は“チェルノーゼム”と呼ばれる土壌養分が豊富な黒い土です。世界で最も肥沃な土と言われており、過去には『欧州のパンかご』とも呼ばれ、現在ではアジアやアフリカにも輸出する『世界の食糧庫』となっています。
小麦

5年平均における、小麦生産量です。斜めの軸から東側が40%の生産量があります。
トウモロコシ

トウモロコシについても南北に走るドニエプル川を境にして東側の生産量は40%を超えています。
穀物生産地と鉱山

上のキャプチャーはウクライナの主要輸出穀物である“小麦”と“トウモロコシ”の生産量を合わせたもので、割合が10%を超える農業地域と鉱山及び原子力発電所をプロットしたマップです。
ウクライナ東部と鉱山
ウクライナの主な輸出産業の二位には鉄・鉄鋼(15.6%)、次に鉱石(9.0%)が続きます。鉱山資源は穀物と違い、採掘し精製するだけで資源を取ることが可能です。
地図を確認すると、ウクライナの主要な産業に鉱工業は中部にあるため、採掘所の影響は限定的と認識できます。
豊富な“鉄鉱山”と広大な“ドネツ炭田”に支えられた鉱工業がウクライナの主要産業となっているため、ウクライナにとって東部を統治される意味合いは大きいです。
1位:穀物(19.1%)
2、3位:鉄・鉄鋼(15.6%)、鉱石(9.0%)
4位:電子機器(5.2%)
※ウクライナ国家統計局2020年
世界の玄関
ウクライナが『世界の玄関』として主要な貿易を行う都市は南西に位置する“オデッサ”です。
これまで、クリミア半島がウクライナの領土でしたが、2014年にロシアに併合されました。そのため、ドニエプル川の西部に位置する“オデッサ”がウクライナの輸出量を保つための主要な都市となります。
まとめ
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