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BRICS首脳会議が先日行われました。この首脳会議では6ヶ国の加盟追加が決定しました。
BRICSを中心とする経済連合がG7に対抗するには、「米ドル」との関係が一番重要になります。
米ドルとBRICSの関係を紐解くにはBRICS銀行がキーポイントとなります。
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世界の債券

米ドルが基軸通貨である理由は、「莫大な債券」から説明ができます。

米国の債券は約25兆ドルあります。この債券額はG7に中国を加えた額の債券額となります。
実際に、米ドルの影響を把握するには他国間で取引されるドル建ての債券を考慮する必要があります。
その量は65兆ドルと言われ、このバランスシートに含まれていない部分を含めて90兆ドルもの額になります。

米ドル、強っ

今、この米ドルが弱体化が進んでいます
米ドル離れの原因

ドル離れを加速させる原因となったのは、ロシアによるウクライナ侵攻で露わとなった「ドルによる攻撃」です。

米ドルの攻撃って何?
各国間の貿易での通貨は主に「米ドル」となっていました。しかし、ウクライナ侵攻によって、対ロシア間の貿易で米ドルが使えなくなるという、制裁が行われました。
貿易ができなくなると、食料が入ってこなくなると同様な意味合いになります。
つまり、米国の意に沿わない行動が実行された場合、食料がSTOPするという、米ドルリスクが明らかになりました。

これだけではありません
他にも、新興国や発展途上国は米ドルの借金が大きいです。借金の利息は小さければ小さい方がありがたいです。
しかし、米国は国内のインフレ率低下しか考えていませんから、自国を守るために利率を大きく上げています。
新興国はインフラ整備のために資金が必要なので、金利が大きい債券発行に難色を示し、必然と別の通貨による資金調達を探る必要が出ます。
BRICS銀行の戦略

BRICS銀行も他の銀行と同様に米ドルにより債券を募集していますが、現地通貨建てによる融資を全体の22%から2026年までに30%へ増やすことを目指しています。
8月に、初の南アフリカランドによる債券入札が行なわれ$79 Mil(15億ランド)の調達に成功しました。

たった79万ドル

3年債や5年債にはもっと需要があります
この記事で注目したいのが、3年債と5年債に25憶ランド以上の入札があったということです。
これが指し示すことは、米ドル以外にも債券の需要があり、資金調達で米ドルが不要ということを表しています。
南アフリカランド建て債券に続いて、実際に10月までにインドルピーによる債券発行を目指しています。
火曜日のまとめ
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こちらは木曜日に公開された記事です。