投資信託

『eMAXIS Slim』が1.5兆円規模!!人気の理由

投資信託

こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

“eMAXIS Slim”が人気な理由は?と疑問を持っている方へ向けて記事を書きました。

個人投資家のおすすめランキングで常に上位にあるのが『eMAXIS Slim』シリーズです。信託報酬額が安いのもありますが、その他に、 “業界最低報酬額を目指す” という事を公言しています。

口では何とでも言えますが、本当に他の投資信託手数料が安くなった時に追従していくのでしょうか?

今回の記事は、eMAXIS Slim (以下、Slim)が過去に行っている報酬率を下げている経過を追い求めて、Slimシリーズの人気の秘密に迫りたいと思います。

記事が、タメになったと思われたら、“SNS”“リンク” で紹介して頂けると今後の励みになります。

Check Point
  • eMAXIS Slimは信託報酬額の最安を有言実行する
  • 素早く報酬額を下げる姿勢が、投資家の心を捉え、ブランドの地位を確立した
  • 新しいブランドを作ることで報酬額を下げることが実現できた
スポンサーリンク

外国株投資の信託報酬遍歴

十数年前

十数年前の日本では、外国株と言えば先進国株への投資が一般的でした。

2010年頃まで遡ると “SMTグローバル株式インデックスオープン”(以下、SMT)という商品が資産額No1となっており、SMTの信託報酬は年率0.5%でした。

(現在においては、他の信託報酬額と比べると0.4%も高くなっております。しかし、当時はこれでも安かったと記憶しています。)

ニッセイの一強

その後、2013年に “ニッセイ外国株式インデックスファンド”(以下、ニッセイ)という商品が低コストを売りにして販売されました。当時の信託報酬は0.39%です。

しかし、”SMT” は一切それに対抗しようとしないで0.5%維持し続けました。

ちなみに当時の資産額2位である “eMAXIS” についても信託報酬は下げませんでした。“eMAXIS” は “Slim” と同じ『三菱UFJ国際』のファンドとなります。

すると、多くの投資マネーは一番報酬額が低廉な ”ニッセイ” に流れることになって “ニッセイ” は順調に純資産額を増やしていきます。そして、資産額が潤沢になった、”ニッセイ” は2015年に自ら信託報酬を0.24%に値下げしました。

出典:ぜんきち

他企業が報酬額を下げる

奇しくも“ニッセイ” が、信託報酬を引き下げた2015年の12月に ”たわらノーロード先進国株式” (以下、たわら)が信託報酬0.225%で登場します。

これまで、最安の信託報酬であった “ニッセイ” は、信託報酬額の差が僅か0.015%しかないからか、静観を続けていました。

その10ヶ月後、2016年9月に “iFree外国株式インデックス”(以下、iFree)が信託報酬0.21%で登場します。

静観を続けていた、”ニッセイ” は3位となったこともあり、2ヶ月後の2016年11月に信託報酬を単独最安の0.2%に引き下げました。

出典:ぜんきち

『eMAXIS Slim』が登場

これで、暫く落ち着くと思いきや、その3ヶ月後2017年2月ついに業界最低水準の運用コストを目指す ”eMAXIS Slim先進国株式インデックス”(以下、Slim)が信託報酬0.2%で登場します。

0.2%というのは ”ニッセイ” と同率でのトップで単独トップではありませんが、

でも “Slim” シリーズに注目すべき理由は、『業界最低水準を目指す』と公言していたことです。

“Slim”が登場してから、7ヶ月後の2017年9月に ”iFree” が0.19%に引き下げをしたら同じ日に ”Slim”が 0.19%に引き下げをしました。

さらに同年、11月2日に ”ニッセイ” が0.189%に引き下げをすることを発表したら、なんとその日が来る前に0.189%に引き下げをしました

出典:ぜんきち

eMAXIS Slimのブランド確立

約3か月後の2018年1月に “SBI” が新たに出した投資信託の信託報酬0.1095%という圧倒的に安い投信を販売しました。ファンド名は『EXE-iつみたて先進国株式ファンド』という商品で、他の投信とベンチマークが違ったりなど、毛並みが少し変わったファンドでした。

しかし、このファンドにも躊躇なく信託報酬額を下げたのがSlimでした。

Slimは1,2度で終わらず、3度と躊躇なく素早く最安値へ報酬額の更新を行う、有言実行の姿勢は個人投資家の心を一気に掴みました

その後、遅れながら食らいついていった ”ニッセイ” ”たわら” も、とりあえずその地位を守り抜きました。

出典:ぜんきち
スポンサーリンク

信託報酬額を下げるという事

そもそも、信託報酬額は運営会社側から見ると、投資家が保有する間ずっと発生する利益となります。運営会社側の利益は『資産額』に『信託報酬率』を掛けて算出されます。この倍率を下げるという事は、利益が減少します。

そのため、運営側は他社に対抗しようとして報酬額を下げようとしても、利益を下げる素案の決定に時間がかかります。

ちなみに、Slimは、他のSlimシリーズを合わせて1.5兆円を超すまでに資産額が増えました。これだけ資産が潤沢である今でこそ、報酬額を下げることは容易かと思います。

しかし、ブランド立ち上げ当初から、ブランドのコンセプトを忠実にそして、素早く行う仕組みを整えた三菱UFJ国際はクレイバーな企業です。

なぜ、報酬額を下げれたのか?

では、なぜSlimは企業の収益が減ってしまう報酬額を下げる決断を素早く行えたでしょうか?

その答えは、現在も “eMAXIS” を販売しているという事から分かります。Slimが付いていない “eMAXIS” は報酬額が以前高いままで据え置きです。

eMAXISで信託報酬額を減らしてしまうと、一気に企業の収益は減ってしまいます。そのため、新しいブランドとして信託報酬額が低い商品を発売すると、増益分の利益が減るだけ

要は、報酬額を減らしても利益が増えるベクトルの向きは変わりません。そのため、思い切った報酬額の下げにも対応できるのです。

まとめ

  • eMAXIS Slimは信託報酬額の最安を有言実行する
  • 素早く報酬額を下げる姿勢が、投資家の心を捉え、ブランドの地位を確立した
  • 新しいブランドを作ることで報酬額を下げることが実現できた

共に学んで豊かになりましょう!それでは、また!!

関連記事

全ての金融マーケットの規模を図解しました。

米国株の最安投資方法を付与されるポイントや還付税金を考慮して考察しました。

“ETF” と “投資信託” の違いについて徹底解説しました。

スポンサーリンク

↓クリックでモチベUPします

にほんブログ村 株ブログへ

本ブログからのお願い

いつもありがとうございます。

記事に価値を感じた場合は、画像をクリックして、価値に見合った金額をお支払い下さい(※金額は15円から自由に変更できます)サポートしていただけると嬉しいです。

メールのあて先は 「nagesen39@gmail.com」です。

※このアドレスは"投げ銭"専用です。

ぜんきちをフォローする
投資家ぜんきち ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました