- 株式投資が本当に必要かを考えれる
- 自分のルール(規律)が明確になる
- “目標”に向けて適正なリスクが取れる
株式投資を始めた方々にタメになる記事を書きました!

これから投資を始める方や、自分のアセットアロケーションを確認する際に目標とする年利を定めてから、投資手法を選択できるように記事を書きました。
資産運用する上で大切なことは、投資を行う前に、自分の目指す“目標”を定めることです。
なぜなら、インターネット上には株式投資などで“稼ぐ”方法が、沢山紹介されています。この情報が溢れた中で、自分の目標を定めていないと、見聞きした情報に流されて、自分が許容する以上のリスクを取ってしまって結果して失敗することがあります。
そうならないためにも、これから投資を始める方や、既に投資を開始している方の振り返りのために記事にしました。
金利と運用資産例 一覧表
金利 | 資産2倍への期間 | 運用 例 | リスク |
~0.1% | 約720年 | 国債、銀行(楽天銀行) | Small |
1~2% | 約36年~72年 | 米国債券(AGG,BND) | Small |
5~6% | 約12年 | 全世界株(VT) | Big |
5~8% | 約10年 | 米国株(VTI,VOO) | Big |
8%以上 | 約~8年 | 個別株(AAPL,TSLAなど) デリバティブ |
Huge |
リスク毎の解説
リスクは「危険がある」といったように訳されますが、投資の世界では“振れ幅”のことを指します。
極端な例を挙げます。
<パターンA>
+5%~▲1% = 6%(リスク)
<パターンB>
+4%~▲4% = 8%(リスク)
➡Bの方がリスクが大きい。
リスク小
リスクが小さいものは”銀行預金”と”国債”があげられます。
銀行預金
銀行預金が一番リスクが低く、流動性が高いです。1,000万円以下であれば、銀行預金は元本確保の投資となります。
銀行預金の中でも、『楽天銀行』『イオン銀行』であれば、普通預金で0.1%の金利がつきます。参考に解説記事を貼っておきます。
楽天銀行での金利を0.1%へ上げる方法を解説しています。
イオン銀行での金利を0.1%へ上げる方法を解説しています。
ちなみに、銀行預金は0.1%の金利がありますが、インフレ(物価上昇率)を考慮したら、資産が減っていることになります。

国債
日本の国債は金利が低い(0.05%)ことや、債務対GDP比で先進国でダントツ1位となっていることから、個人的にはオススメできません。
国債は『米国債』を例に上げています。“AGG” “BND”どちらについてもAAAの格付け債権を約70%あります。時価総額もAGGは約900億ドル、BNDも約790憶ドルと大きいため流動性は◎です。
さらに、毎月配当金がありますので手堅いインカムが欲しい方に好まれる商品です。
一方、“ドル建て”の資産ためメリットデメリットは表裏一体です。円安時の保険と考えたり、為替コスト面を嫌ったり、考え方は人それぞれです。
リスク大
こちらでは株の長期投資となります。利回りが大きくなるに従い、リスクが大きくなります。例えば、ある年はリターンが▲10%、次の年は+30%となることがあります。これを長期間(10年以上)で均すと5~8%となります。
例に上げたのはあくまで“年利”となりますので、短期的に▲50%になることもあります。自分の許容リスクを把握して、長期で投資が求められます。
全世界株
全世界を過去から振り返ると、人口は右肩上がりに増加し、それに伴ってGDPも増加しています。それに応えるように、世界の株価も長期で見ると右肩上がりで推移しています。

そんな全世界に投資が出来るETFは“VT”となります。VTは世界に投資可能な商品で資産総額が230億$(1位)となります。
米国株
今後のアメリカについて、先進国唯一人口動態が良い国となります。
私の記事を見ている方々はファイナンシャルインテリジェンスが高い方が多いため、米国についての説明は不要だと思いますので、解説もサラッといきます。
VTI…全米株
VOO…S&P500指数
著名な投資家ウォーレンバフェットもS&P500への投資を推奨しています。
リスク特大
こちらへの投資は中上級者と思っています。
個別株に投資することがリスクが桁違いに大きくなります。例えば、高配当株は個別株に投資が伴いますので、リスクが大きい投資対象となります。
資産運用で“CFD”や“デリバティブ”への投資を考えると、リスクは格段に上がります。自分のルールを定めずに市場に参加すると、いつかは大きな損失を食らう羽目になります。
数ある金融市場の中で、デリバティブ市場が一番大きい市場である事が事実としてあります。
この市場で資産運用できれば、リスクをヘッジする事が学べたり、様々な場面でお金を増やすことができます。
まとめ
目標とする金利を決めてから資産運用が出来るように記事を書きましたが、3%以上の利回りを求めるのには、長期間運用が必須となり、さらには自分のリスク許容度に収まる範囲で投資が必要となります。
株が暴落している際は買いタイミングなのに、売却をすると”めちゃくちゃもったいない”ので狼狽売りだけは、しないようにしてください。
それでは、また!
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プロフィール
2人の子をもつ30代サラリーマンであり、ホワイト企業へ就職するも配属される部門は特異点となるブラックとなる悪運の持ち主。
ときどきPC片手に公園に出没し、怪しまれているが自覚は無い。弱点は雨
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