疑問がある方のために、記事を書きました。

南アフリカ変異株がどれだけ株価に影響があるのか?という疑問をお持ちの方のために記事を書きました。
昨日の日本株の下落。そして、今日の早朝に米国株を見て驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
2020年のコロナウィルスによる株価下落の再燃か?と思った方もいらっしゃったのではないか?と思います。
今回は新しい変異株である、南アフリカ変異株のオミクロン(o)について、恐怖を煽る訳ではなく、現在分かっている事実から今後の株価について予想します。
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株式市場ついて
日経平均株価
11月26日の日経平均株価の下落は一時800円を超える場面もありましたが、終値で約747円安い2万8751円となりました。
FX
市場は一気に “リスクオフ” へ切り替わり、ドルが利確確定売りされ、安全資産とされる、「日本円」「スイスフラン」が買われました。
ドル/円では約2円安い、113.21(▲1.82%)となりました。
米国指数
ダウ工業株平均株価は一時1,000$超の急落がおきましたが、終値で34,899$と前日比で2.53%の下落となりました。
S&P500指数は開始から大きく下げて、約107$安の4594.61$(▲2.27%)となりました。
その他指数
WTI原油先物は一時、1バレルで70$台まで下がりました。これは約2ヶ月ぶりの水準となります。
南アフリカ変異株とは
11月25日に南アフリカの国立伝染病研究所などで、南アフリカでコロナウィルスの新たな変異株が確認されたと発表されました。
新たな変異株が見つかるたびに注目されるのが、『感染力の増減』『毒性の増減』です。
では、新しい変異株はどうなのでしょうか?
オミクロン型
このウィルスは、オミクロン型と命名され、従来のコロナウィルスと比較して、表面の突起状の物質に30ヶ所以上の変異がある。
そして、これまでのワクチンにより作られる免疫機能が反応するのかがまだ確認されていません。
感染者について
ボツワナでは、変異株の感染者が4名発見され、感染者は全員『ワクチン』を既に接種していた方が感染しています。
これを受けて、イギリスでは南アフリカとその周辺国への直行便の乗り入れを禁止しています。
感染の範囲
これまでのウィルスと異なる点が多い、そして、ワクチンが効きにくい可能性があることから各国で南アフリカへの渡航制限がされています。
では、新変異株はどこまで、感染が広がってきているのでしょうか?
ボツワナで4例、南アフリカで77例、イスラエルで1例、香港で2例、ベルギーで1例が現在の情報で確認できます。
既に、オミクロン型は他の国々にも広がっている可能性があります。
今後の株価への影響
株価への影響は限定的だと思います。なぜなら、コロナウィルスのショックは2020年に起こっており、施す対策を理解している。
そして、人は分からない事象に精神的に弱いですが、知っている事についてはある程度の免疫があります。
例えば、利上げも一度目には株価の大きな調整がありました。しかし、二回目には限定的な影響しかありませんでした。
確かに、今回の下落は無視できない大きなレベルであることは間違いありませんし、様子を見る必要があることが必要となります。しかし、前回のような悲劇になる可能性は少ないと考えています。
まとめ
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共に学んで豊かになりましょう!それでは、また!!
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