経済・金融

正味現在価値(NPV)とは?求め方や内部収益率(IRR)との”違い”を解説

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こんな疑問を持っている方へ記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

正味現在価値ってなに?という方のために記事を書きました。

結論から言ってしまうと、NPVIRRはどちらも投資に対するリターンの指標です。

NPVとIRRそれぞれの違いと、NPVついて解説しています。NPVの計算式の中に、現在価値PVが入っています。NPVの解説を見る前にPVについて理解してから見たほうが理解が速いです。

前回の記事はこちらからどうぞ

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正味現在価値(NPV)とは?

正味現在価値(Net Present Value、NPV)は,投資の意思決定のために、用いられる評価指標の一つです。

投資をすることで得られる利益の大きさを金額で表し、プラスが大きければ大きいほど投資妙味が生まれます。

正味現在価値の計算式

NPV = PV - I
NPV:正味現在価値
PV:現在価値
I:投資額

PV(現在価値)を算出して、そこからI(投資額)を引いています。
このとから、NPVは投資に対しての利益を算出しているということがわかりますね。

PV算出

PV = C ÷ (1+r)^n
C:毎年の予想CF
r:割引率
n:年数
※CF…キャッシュフロー

正味現在価値の具体例

NPVを直観的に理解するために具体的な数字を例にします。

<案件A>
・▲100万円= PV 400万円-500万円

<案件B>
・0=PV 500万円-500万円

<案件C>
・100万円=PV 600万円-500万円

案件A、Bは投資額に対してリターンが生まれていないので、投資不適です。

唯一、案件Cは収益が生まれているため、投資適格だと判断できます。このように、NPVを求めることで、収益規模を比較することが出来ます

注意点

NPVはPVを用いています。PVを算出するために、割引率を設定しないといけません。この割引率の値によって、NPVは大きく変わってしまいます。そのため、割引率の設定には客観的に妥当な値とする必要があり、その判断は容易でありません。

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内部収益率(IRR)とは?

内部収益率( Internal Rate of Return, IRR)は、 正味現在価値法(NPV)と同様、プロジェクトに投資決定に用いる評価指標の一つです。正味現在価値は金額で評価するのに対し、内部収益率法はプロジェクトを利回りで評価します。

IRRは企業として最低限確保したい利回りと比較されます。

では、最低限確保したい利回りとは一体なんなのでしょうか?

答えは資金調達に伴うコストの事を指します。
企業が投資をする資金を借り入れを行います。例えば銀行から借り入れを行えば、銀行への利子が“最低限確保したい利回り”となります。

この “最低限確保したい利回り” を”ハードル・レート”とも呼ばれます。

内部収益率の計算式

C(0) + Σ (C(n)÷(1+IRR)^n) = 0
C(0):初期投資額
C(n):n年目のCF

IRRは大きければ大きいほど良いという事になりません。この点はNPVと異なります。

理由は投資に対する利回りがいくら高くても、利益額が少なければリターン額が良くありません。そのため、NPVで算出した額と同時に用いられます。

他にも、IRRが低くても安定して長期で利益が得られる可能性が高い案件や IRRが高い代わりに短期でしか利益が得られない 案件もあります。

まとめ

今回の記事も、中々新しい言葉が出てきて
中々難しいと思います。

こちらの書籍は“まんが”でファイナンスについて知識を学べ、しかも高評価が付いている本がありましたので紹介します。

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