こんな悩みを解決できる記事を書きました!

この記事を読むと、ジュニアNISAの基本的な事柄や、
ジュニアNISAで資産運用する上で、必要な知識が身に付く。
ジュニアNISAの基礎知識
- 加入対象0~19歳
- 年間投資枠80万円
- 親権者が代理運用
- 口座開設後に金融機関の変更出来ない
1)加入対象年齢
日本居住の0~19歳※(未成年者)が使用できる制度
※口座開設する年の1月1日時点での年齢
2)年間80万円の投資枠
80万円✕最長5年(※2023年で新規買付終了)が非課税
3)親権者が代理運用
親、祖父母が拠出した資金で、子供のために代理運用
※相続税110万円の枠を使うため注意(相続金額が110万円超過で税金がかかる)
4)口座開設金融機関の変更が不可
変更する場合は加入中のジュニアNISA口座を廃止して、
変更先の金融機関で新規にジュニアNISA口座を開設
※1ヶ月~2ヶ月程度かかります。
NISA口座の比較”一般” ”つみたて” ”ジュニア”
分類 | 一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA |
非課税枠 / 年 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
非課税期間 | 5年 | 2042年まで(21年) | 5万円 |
ロールオーバー | 可 | 不可 | 可 |
投資可能期間 | 2023年まで | 2037年まで | 2023年まで |
投資可能金融商品 | 株、投資信託、ETF 、REIT etc.. |
投資信託、ETF (金融庁で定めた商品) |
一般NISAと同様 |
対象者 | 20歳以上・日本居住 | 20歳以上・日本居住 | 19歳以下・日本居住 |
払い出し | いつでも可 | いつでも可 | 18歳になる年に可※ |
※3月31日時点で18歳である年の前年の12月末まで 払い出し不可
・ロールオーバーは5年目の10月より申請できるため、忘れず行うこと
・NISAの新しい制度が2024年より開始されます(以下 新NISA)
ジュニアNISA不人気な理由と改正後
・結局、18歳まで払い出し不可能となった。
ジュニアNISA不人気な理由
2019年12月末時点で、一般NISAの口座開設数”約1,176万口座”に対し
ジュニアNISA口座は”約35万口座”(積立NISA “約188万口座”)であり、
積立NISAより導入は早かったが利用者が少なかった。
結果して、不人気制度となった。
不人気の原因は
18歳まで払い出し不可能ということを言われています。
ジュニアNISAの改正点
2020年税制改正大綱において、ジュニアNISAが2023年で廃止されることが盛り込まれました。
大きなデメリットであった”払い出し制限”が撤廃されることになりました。(2020年4月時点)つまり2023年以降は、払い出しを行っても非課税で引き出しすることが可能となります。
”払い出し制限”は残ることとなりました。(2021年2月時点)
金融庁のHPによると、
20歳になる前にジュニアNISA制度が終了(2024年になって)してしまう場合には、
継続管理勘定(ロールオーバー用)で20歳になるまで非課税で保有することができます。
この継続管理勘定では新しく買付を行うことが出来ません。
売却後は”払出し制限付き課税口座”※に移管されます。
※3月31日時点で18歳である年の前年の12月末まで 払い出し不可
ジュニアNISAの使い方
- 一般NISAや”つみたてNISA”を先に利用して、まだ生活資金に余裕がある場合、ジュニアNISAかiDecoを検討する。
- iDecoの払い出し日と比較する。
- 子供が扶養控除対象(16歳以上)となり、確定申告不要とするために加入する。
- 子供の収入(その他収益+配当益)が48万円を超えないように、加入する。
子供や孫が18歳(10年)<自分が65歳(3年)
自分が65歳(10年)<子供や孫が18歳(3年)
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