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日本人で30歳でFIREした方の書籍紹介

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書籍購入を検討している方のために、記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

最近よく目にするFIREって、日本では不可能では?
という方の為に、実際に日本でわずか30歳でFIREをされた方の書籍を紹介します。

2010年代から、欧米の20代から30代中心にFIRE(早期リタイア)を目指すムーブメントが起きています。

ムーブになった一番の要因は、誰でも実現可能という、再現性が高いことが要因となっています。実際に日本人もFIREを達成されている方も出てきています

今回の記事は“日本でわずか30歳でFIREを実現”された穂高さんの書籍を紹介します。

書籍の概要

著者は入社初日に、アーリーリタイアをするということを決意して支出の最適化と収入の約8割を投資に回すというMyルールを徹底しました。

結果、金融資産は7,000万円になり、配当金収入は月平均20万円を超えて宣言通り本当に30歳でセミリタイアという偉業を成し遂げました。

今やブログ訪問者数は1日に1万人以上。テレビや雑誌新聞にも取り上げられていますこの本の結論は経済的自立自由な生き方を目指し、本気でファイヤーを達成しようという内容です。

サラリーマンとして定年まで勤め上げ、年金で生涯を終えるという従来の一般的だった生涯モデルは今後は通用しなくなります。

そんな中、経済的に自立した上で自分の人生は自分で切り開くという生き方をサラリーマンでも努力次第でできるということを示したかった著者の熱い気持ちが詰まった良書です。

支出の最適化とは

自分の価値観にあったものに対してお金を使い、それ以外のものは極力支出しない。
例えば携帯であれば、通話できれば良いので、格安SIM契約に切り替えるなど。

5つのチャプターに分かれている

本書は5つに分かれていますが、この記事では4つについて書いています。

私が早期セミリタイヤをめざし投資方法を確立するまで

入社初日、これからのサラリーマン生活に絶望する

三菱グループの大企業に就職してこれから一流企業で働けるんだと同期達は期待に胸を膨らませましたが、筆者は入社初日に既に絶望していました。

理由は、今まで生きてきた自由な世界と異なる文化で、精神的な牢獄に閉じ込められたような感覚を強烈に感じたからです。

筆者はそうした感覚を豚(人)が豚車(会社)に入って決まったことをするのと同じ事と揶揄しています。一回きりの人生後悔のないように生きていきたい、という気持ちが強くなり、アーリーリタイアの決意したそうです。

FXに挫折する

筆者はこれまで投資でいくつもの失敗をしています。14歳中学生の頃に銀行の金利が低く、他の手段で金利5%はザラにある気づきました。

相対的に手数料が安いFXに魅力を感じ始め、挑戦するもリーマンショックにより、一気に元本割れしてしまいました。再度挑戦してなんとか利益を積み重ねるまでになったそうです。

しかし、FXで安定的に利益を積み上げることに限界を感じて損益ばかりではなく精神的にも消耗するようになっていき、FXで挫折します。

精神に負担をかけない投資を確立する

就活活動で企業に興味を持ち始め、22歳で株式投資を始めました。証拠金維持率や市場をチェックしなくても、株式を保有してれば配当金が自動的に振り込まれるという素晴らしい仕組みが存在することを身をもって実感しました。

株式を継続的に購入することで、株式から得られる配当金を継続的に積み上げていくことができるという結論に至ります。

支出を最適化し、高配当・連続増配当株投資を始めよう

支出の最適化

“倹約”や”節約”すると言うとFIRE達成までの道が果てしなく思います。
しかし、自分が好きな趣味に費やすお金は残しながら、自分にとって減らしても苦にならない無駄な支出を削減する最適化なら取り組み易いと思います。

例えば通信費であれば、格安SIMに変えても通信は基本的に問題ありませんし、店舗に行かなくても契約変更が可能なので面倒くさくもありません。

また、コンビニなどでペットボトルや缶の飲み物を買うのではなく水筒を持参することで、毎日数百円が最適化されます。

このように自分が普段何気なく使っているお金を見つめ直し、自分にとって本当に必要なもの以外は切り捨てて同時に投資へ回していくことが大切です。

高配当・連続増配当株投資

高配当株とは配当利回りが高い株式のことです。多くの企業は株主からの出資や金融機関からの借入を基に事業を運営して利益を生み出します。

株主は株価が暴落するリスクや、投資先の企業が倒産すれば株式が無価値になってしまうというリスクを負って投資しています。

リスクを負う反面、企業が得た利益から、配当という形で株主に一部還元されるという仕組みになってます。この配当も多く出す企業の株式が高配当株です。

高配当株とは

配当利回りの高い株式を指す。

配当利回り  配当金(1株あたり) ÷ 株価(1株あたり)

高配当株にはいくつかのメリットがあります。
メリットはこちらです。

お金自動発生マシーンを組み立てよう

証券口座を持とう

“お金自動発生マシーン”と聞いて

「そんな上手い話はあるわけない!」

と思う方もいるかもしれません。しかし、この”お金自動発生マシーン”は、特別な才能が無くても作れます。

その方法は、証券口座を開設して、配当の出る企業の株式を購入すれば自動的にキャッシュフローが生まれます。これこそが、お金が自動で振り込まれる最も手のかからない仕組みとなります。

資産が所得を生むつまり、資産所得を得るためには、証券口座を開設する必要があります。

お勧めの証券会社は次のネット証券3社です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券。ネット証券は手数料が安いのでお勧めです。3社とも米国株を扱っていますが各社特徴があります。

詳しくはこちらに記載しました。

投資優遇制度

日本の投資優遇制度を利用すれば、一気にFIREに近づきます。
制度は三つあります”積立NISA” ”一般NISA” ”個人型確定拠出年金 iDeco”です。

ここでは簡単に”一般NISA” ”積立NISA” ”iDeco”それぞれに適してる人を挙げておきます。

投資優遇制度(日本)
  • 一般NISA
    近い将来の配当収入を少しでも増やしたい人向け
  • つみたてNISA
    将来の資産形成など、長期的に将来資産の最大化を目指したい方。
  • iDeco
    60歳以降でないと受け取れない制限付き。
    子育てに目処がついた方や若い方であれば、老後までに使用する予定のないお金で、投資となります。50歳以上で働いている方であれば、節税効果が非常に高いため特にお勧め

NISAについて詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

安心できる投資先に資金を投下

著者の推奨する高配当株式投資法は、”高配当株”と株価下落リスクの対策として、下落に強い”連続増配株”を保有します。

この投資法に当てはまる投資先は、アメリカが当てはまります。
アメリカでは連続増配50年以上の企業が約30社も存在します。
さらに、無配当25年以上50年未満の配当貴族たる企業は100社以上もあります。

この数の多さは日本企業と比べると天地の差です。

連続増配企業に投資する最大の魅力は、リーマンショックなどの景気後退局面にかかわらず増配を重ねてきた点にあります。

かりに株価が下がったとしても配当が下がりにくいという特徴があるので、連続増配株を保有してると安心材料のひとつになるんです。

これら高配当株、連続増配株の両方を保有することで、リスクを最小限に抑えた投資ができます。

この投資方法であれば相場が下がっても上がっても対応でき、さらに、株価が下がってる時はより多くの株を購入できます。

お金自動発生マシンを強化する

著者は米国株が主力として、7つの国と地域の株式に投資をされています。ポートフォリオの評価額全体の80%をアメリカ・日本・イギリスが占めています。

著者の2020年の配当収入予想は、税引前で約400万円、税引き後で利益300万円になるそうです。

本書では、著者が所有する高配当株10選と、本書の後半では投資対象である56銘柄が全て公開されています

ETFでも十分に分散投資ができて、企業分析にかける手間が省けます。
自分の貴重な時間を大切にするため、所有割合の多くをETFへ投資するのがベターです。

投資が趣味で、配当益も増やしたい方は、次の4つの指標に基づいて投資しましょう。※個別株は業績、業態、外部環境により影響を受けます。

1.過去15年間のトータルリターン

株式への投資から得られる合計収益のこと。
売買によるキャピタルゲインだけではなく、配当金によるインカムゲインも含めて、利益の合計額を投資コストつまり購入価格で割りパーセントで表記します。

配当利回りが高くてもトータルリターンがマイナスであれば資産形成という目的に合致しません。

トータルリターン計算式

2.過去5年間の平均配当利回り

配当収入を最大化するには配当利回りが高い高配当株が向いてます。
過去5年間の平均配当利回りを算出することで過去にどの程度を高配当だったかを把握します。

3.リーマンショック時のドローダウン

ドローダウンとは一定期間における投資対象の累積利益の下落幅のことです。

長期投資で大切なことは、まず市場から退場しないことです。
市場に居続ける限り、資本主義の果実を享受することができます。

市場に居続けるためには、自身にとって心地よい環境づくりが必須です。
心地よい環境を作り出すために、市場の暴落に強い銘柄かどうかは、大きな判断要素のひとつとなります。

なぜなら、いくら高配当といっても市場の暴落時につられて大きく下落する銘柄を多数抱えてしまうと、精神的によくありません。
最悪の場合は不安に押しつぶされて狼狽売りに繋がってしまいます。

4.連続増配年数

継続的に増配してきた実績は、継続的に一株あたりの利益を増やしてきたという実績の裏返しです。利益を継続して増やしてきた企業は高い競争力があると判断できます。

まとめ

著者はどうやって、FIREを達成したのかと言うと、収入の8割を投資に回す単純作業とおっしゃっています。

「手取り収入の8割も!!」

って感じですが著者は、三菱系のサラリーマンだったそうで、残り2割で生活できたようです。しかし、大半のサラリーマンはそうはいきません。

しかし、自分は筆者と環境が違うといって切り捨てず、“収入の出来る限り大半を投資に回す”ということを強い意志で継続したという事です。この行為自体に特別な才能は要りません

重要なのは収入を増やし、そして支出を最適化する。そして、残りのお金をできるだけ投資に回すことです。

収入を増やすのは容易にできませんが、支出の最適化は今からでも出来ます。本書を参考にして、支出の最適化に取り組みFIREに近づきたいです。

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