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FRBが金融引き締めを早期に行いたい理由

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こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ぜんきち
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なぜFRBは利上げを急ぐの?と疑問を持っている方へ向けて記事を書きました。

2022.1.5に12月FOMCの議事が公開されました。その中では、3回の利上げテーパリングの加速は、事前にアナウンスされた通りでした。

しかし、FOMCメンバーからQT〔1〕の開始時期について言及があったことが分かり、これがサプライズとなり株価が下落しました。

私自身も利上げについて悠長に構えていましたが、当初のFRBの想定と異なりCPI値が依然として高止まりしてたことで、FRBは量的緩和を早期に手仕舞いしたいのでは?と考えるようになりました。

では、なぜFRBはQTについて急いでいるのでしょうか?
今回はFRBが慌ただしく引き締めを行う理由について考察します。

〔1〕: Quantitative tighteningの略で量的引き締めのことを指します。(中央銀行のB/Sを縮小していくこと)

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Check Point
  • FRBは『量的緩和』の”切り札”を持っておきたい
  • 政府からのインフレ抑制圧力が大きい
  • 長短金利差を拡大させるためQTを早期に行う可能性あり
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米国市場は丸腰状態

現在、FRBの大胆な金融政策によって、米国市場は急拡大しました。しかし、急拡大のペースはこれまでに類を見ないほど強く、そして堅調に伸びていきました。

このような、大きな調整が無く急上昇が続いていること自体が稀な状況です。これは米国市場最大の量的緩和が大きく関係しています。

しかし、両手放しに喜べる状態ではありません。現在の量的緩和というカンフル剤を打っている時に、もし仮に株価暴落が起きたとしたら、FRBはこれ以上効果的に打つ手立てが残されていません。

そうしたことから、経済が強い時に量的緩和と言う『切り札』を復活させたい。それが今なんです。

米国中間選挙までにインフレ退治

FRBの上司は米国政府です。米国政府のトップはバイデン大統領です。

現在、バイデン大統領は支持率が低迷しています。これは、インフレ高止まりしているのも要因と言われており、民主党はインフレを抑制したいと考えています。

出典:Five Thirty Eight

このチャートは緑が支持率で橙が不支持率です。サイトによって数値はズレますが、支持率が不支持率より下回っている事がわかります。

中間選挙

とりわけ、2022.11.8に行われる米国中間選挙〔2〕までに、民主党はインフレ抑制に成功したことを選挙戦でアピールしたいはずなので、逆算すると最低でも9月にはCPI〔3〕の値を下げたいと推察できます。

FRBがテーパリング完了するのが2022.3月なので、そこから6ヶ月しかありません。この間に市場が荒れるのを承知でインフレ抑制の手段を実行していくと思います。

ただし、急激に株価の下落が起きないようにFOMCメンバーのタカ的な声明で市場にQTも織り込ませていくはずです。

〔2〕:上院、下院の選挙選。上院は定数の1/3、下院は全員の改選が行われます。2年ごとに行われ、4年に1度行われる大統領選の中間に行われるため「中間選挙」と言われています。
〔3〕:消費者物価指数

長短金利差を拡大させ、実質金利を下げる

ブラ―ド総裁とウォラーFRB理事のQTについて言及する情報

長短金利差の拡大

私は以前の記事で、長短金利差の縮小するため、利上げに踏み切れないと想定していました。

頭の中では数回の利上げ後にQTが行われるのであろうと思っていましたが、議事録を見て思い直すことになりました。

長期金利の上昇

長短金利差を拡大させるためには、長期金利を上昇させる必要があります。(短期金利は政策金利に合わせて上昇の調整が出来る)

では、どうすれば長期金利が上がるのか?

その方法は、QTを行う事です。

前回のQTを行った時の米国長期金利の動きを見ると、QTの発表がある頃から上昇し始め、その後QTの量を減らす発表があってから、長期金利が下がりだしています。

今回も同じような推移となるようにQTを行うと予想できます。

長短金利の差が経済に悪影響なのは関連記事に貼っておきます。

実質金利の低下

以前の記事で記載しましたが、現在の実質金利はハッキリ言って異常値となります。

実質金利を下げるには簡単です。政策金利を上昇させて、CPIの値まで近づければ現在のマイナス値を下げることが出来ます。

CPIの値が上昇すると、FRBの金利上昇スピードが加速する憶測が広がりますので注意が必要です。

まとめ

  • FRBは『量的緩和』のカードを持っておきたい
  • 政府からのインフレ抑制圧力が大きい
  • 長短金利差を拡大させるためQTを早期に行う可能性あり

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共に学んで豊かになりましょう!それでは、また!!

関連記事

FRBが避けたい事の一つとして長短金利差の縮小があります。なぜ避けたいのかについて解説しています。

2022年に起きそうな”バリューシフト”について解説しています。

実質金利について解説しています。

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