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FRBが利上げしたくても簡単に “できない理由”

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こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ぜんきち
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政策金利(FFレート)を上げてもなぜ長期金利が下がらないのか?という疑問を持つ方へ向けて記事を書きました。

2021年最後のFOMCでは、2022年に3回の利上げで0.75%とすると議長声明がありました。しかし、米国10年債券では金利が上昇すると思いきや、金利が下落しました。

今回は政策金利を上昇させても、金利が上がらない理由について解説します。

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Check Point
  • “短期金利”が上昇し “長期金利” が下落している
  • 長期金利は市場で売買される債券の値動きによって決まる
  • 長短金利差が減少すると銀行の利益が減少し、経済が悪化する
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債券の基本

債券と言えば、現金の次に安全な資産だと好まれ、リセッション時など株式相場が不安定な時にポートフォリオに組み入れられます。

特に長期債券は金利が大きいため好んでポートフォリオへ組み入れられまれます。

FRBが政策金利として調整を行うのが“短期金利”です

“債券価格”と”利回り”の関係

ここでは詳しく解説しません。簡単に行ってしまうと、利回りが上がると債券価格は下落して、逆に利回りが下がると債券価格は上昇する関係があります。

つまり、債券価格と利回りは反比例の関係となります。

インフレ期

債権の利回りが小さいのに対し、物価の上昇が続けば、相対的に資産が目減りしてしまいます。このことから、FRBが過度なインフレを防ぐために政策金利を上昇させます。

すると、債券価格が下落してしまいます。

政策金利で長期金利が上がらない理由

FOMC後の米国債10年利回り

2021年最後のFOMCで、FRB議長が政策金利を0.75%まで段階的に上げる発言がありました。

一見すると、政策金利が上昇する発表があると、短期金利の上昇に合わせて、長期金利上昇するように考えられます。しかし、現状では逆に長期金利は下がってしまいました

なぜこのような事が起きたのでしょうか?

世界の金融政策

“金利”“債券” は逆相関の関係ですから、政策金利を上げても債券が買われると金利が低下します。

現在、米国を始め、先進国の各国で金利引き下げを行っています。この中で、利上げを行うアメリカの債券は、妙味が出てて来ます。
(A国では0%金利より0.25%金利の方が資産が増えるため)

そのため、金利を上昇させる債券が買われることにより、債券価格が上昇し、金利が下がってしまいます

急速な利上げを行えない理由

先述の通り、世界各国が金融緩和を維持し続ける限り、利回りの高い米国債券の魅力が高まります。

では、この状況下の “短期債券利回り”“長期債券利回り” を確認してみましょう。

短期債券利回り

長期金利は先述しましたように、政策金利を上げても、債権が買われるため金利が上昇しません。

しかし、FRBは短期金利を政策金利に合わせて上昇させてしまいます。このキャプチャーは短期金利(米国債1年)の利回りを示しています。

“短期金利” が上昇し “長期金利” が下がると、長短金利差が無くなることになります。すると困る企業があります。

銀行の利益

それは銀行です。銀行は長期国債を購入し、短期国債を売却することにより利益を出しています。

しかし、売り出す短期金利の金利が上昇し、購入する長期金利の金利が下落すると、利ザヤによる儲けが減少します。

銀行の資金繰りが悪くなると企業への “貸し渋り” が起きやすくなります。すると、資金繰りに悩む企業が表れるようになり、経済の減速に繋がります。

経済が減速すると株式市場に悪影響を及ばすのは言うまでもありません。

長短金利差を確認する

“tradingview”を使えば長短金利差を簡単に確認する事が出来ます。
シンボル検索を押すと、ティッカーコードを入力するウィンドウが表示されますので、そこに『US10Y-US01Y』と入力すれば上のキャプチャーのように長短金利差が表示されます。

まとめ

  • “短期金利”が上昇し “長期金利” が下落している
  • 長期金利は市場で売買される債券の値動きによって決まる
  • 長短金利差が減少すると銀行の利益が減少し、経済が悪化する

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共に学んで豊かになりましょう!それでは、また!!

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投資歴15年以上の30代サラリーマンであり2児の親/投資からの収益は8桁以上/これまでの経験から再現性が高い投資手法を配信/月間2万PV達成し、フォロワー700人

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