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株式市場の『恐怖』”Fear&Greed Index”の使い方と目安

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こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ぜんきち
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市場にどれだけ恐怖があるの?
Fear&Greed Indexって何?
この疑問を解決する記事を書きました!!

2022年は年初から、S&P500では約20%、NASDAQ100では約30%の調整がありました。

このような、大きな調整があった時に、「いつまで下落が続くのだろう?」と”不安”にかられ、

一方では、「そろそろ仕込み時か?と逆張り的な買いを狙ったりすると思います。

他人が貪欲なときは恐れ、他人が恐れているときは貪欲になりなさい。

ウォーレンバフェット

株式投資で儲け方は、沢山の投資家が市場から撤退した時に株式を買い進め、ニュースに「最高値更新」が報じられ、皆が楽観的な時に売却することで、儲ける事ができます。

ところが現実はそう甘くありません。底だと思っていて購入したけど、想像以上の長期に渡り下落し続けることがあります。

でも、もし下落の『底』付近がわかったらどうでしょうか?

過去を振り返ると、市場全体に恐怖が広がった“リーマンショック”“コロナショック”が起きた時にFear and Greed Indexの値が『1』を付けました。

指数が『1』の時は“底”の手前ではあった物の、底を付けたのはそれから約10日後でした。〔1〕

〔1〕:Fear&Greed Indexが「1」を付けたのが2020.3.11に対しS&P500の底は3.23でした。

つまり、この指数を追えば底付近で株を拾う事ができます。

それなら…
「1」になるまで待とうかな

ただし、数値が『1』になる事は稀で数年間待つことになります。

その間、投資できないとなると、大きな機会損失となります。

そこで、この記事では過去のFear and Greed Indexを見て、市場の『恐怖』『過熱』が行き過ぎとなる数値を解説します。

Check Point
  • “Fear&Greed Index”を構成する要素は?
  • “恐怖”や”強欲”と判断できる数値は?
  • バックテスト結果でリターンはどうだった?

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それでは、Fear&Greed Indexを作成する企業や指数を構成する要素から確認します。

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Fear&Greed Indexとは?

『Fear&Greed Index』はCNN〔2〕という米国のメディア会社によって提供されています。Fear&Greed Indexは7つの要素から、この指数を算出しています。

〔2〕CNNは米国のケーブルテレビ、衛星放送のメディア会社です。1980年に世界初の24時間放送するニュース専門として設立された企業です。

指数を構成する『7つの要素』の一つに“VIX”“S&P500の乖離”が入っているため、S&P500〔3〕を取引する方は、是非参考にしたい指数です。

  • S&P500へ投資する方必見

〔3〕SP500とは米国を代表する指数で、各セクターを代表する企業が約500銘柄選ばれた指数です。

Fear&Greed Index 日本語訳

Fear&Greed Indexを日本語で訳すと『恐怖強欲指数』と訳されます。恐怖がfear、強欲がgreedとなります。

この指数は、投資家の感情がどちらに振れているのかを表しており、ファンダメンタルズ分析ではなく、テクニカル分析として考える指数です。

Fear&Greed Indexの使い方

Fear&Greed Indexの優れた点は、『数値化』する事が出来る点です。

投資家の感情を数値化する事により、過去と比較が可能になったため、現在が割高や割安感がつかめるようになりました。

使い方としては、相場が大きく動いた時に数値を確認することで、現在の市場参加者の感情を把握して、自分の感情を客観的に受け止め、冷静な取引が出来るようになります。

  • “大衆”と”自分”の
    感情の比較が可能

数値の評価

出典:CNN BUSINESS

左に傾いていれば『恐怖』、右に傾いていれば『強欲』となります。

この数値は「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を見極める指標〔4〕として用いられ、主に逆張り投資の際に効果を発揮します。

〔4〕「オシレーター」指標とも言われる

恐怖

Fear > Greed 『0』に近い
恐怖が勝っている場合は、投げ売りしているためボトムが近い局面です。(コロナショックの最低時『0』)

極端に恐怖に傾いている時には、市場が『底付近』となっており、これから『大底』へ向けて動き出す頃となります。

強欲

Fear < Greed『100』に近い
強欲が勝っている場合は、投資家が利益を求めて買い向かっている状態で、市場が過熱している局面(過大評価)

逆に、強欲となっている時には、市場が過熱していますので、天井が近いサインとなります。

指数の構成要素

指数を算出するときの構成要素は以下の7項目あります。

構成要素
  • 市場の勢い(Market Momentum)
    S&P500と125日移動平均の乖離
  • 株価の強さ(Stock Price Strength)
    NYSEで52週の間に高値 vs 安値を更新した銘柄数
  • ジャンク債の需要(Junk Bond Demand)
    適格債とジャンク債の利回りの差。(各国が低金利なので影響なし)
  • 株価レンジ(Stock Price Breadth)
    上昇している株と、下落している取引量の差(祝日などを考慮する)
  • ボラティリティ(Market Volatility)
    VIX指数
  • リスク回避需要(Safe Haven Demand)
    株式と債権のリターンの差
  • プットとコールオプション比率(Put and Call Options)
    過去5日のオプション比較(ショック時以外は大きく動かない)

過去の数値

現在の数値が『強欲』なのか『恐怖』なのかを計る時に、過去の数値を確認する事が重要となります。

過去を調べる時にはチャート表示させると直観的に把握しやすくなります。

チャート表示の切替

出典:CNN BUSINESS

チャート表示させるときは、上のキャプチャ右上の『Timeline』をクリックすると切替できます。

切替方法

Overview ➡ Timeline
1クリックで切替

数値の分析

(下のキャプチャーは刷新される前のチャート表示となります。そのため、現行表示と若干異なります。)

過去の数値から20付近となるのが恐怖が強く、80付近であれば市場参加者全体がユーフォリア(陶酔感)に浸っていると言えます。

出典:CNN BUSINESS

直近3年間のチャートが同サイトに掲載されています。過去には『1』を付けたことがあります。

『1』を付けたのはコロナ禍による世界保健機関(WHO)のパンデミック宣言がされた2020.3.11の翌日の事でした。

  • 恐怖が絶頂の時には
    株価が大きく下落している

長期チャートの表示方法

CNNのページは、3年以上遡ってみる事ができません。

しかし、『tradingview』であれば過去20年程度遡って表示する事が出来ます

こちらの記事で過去20年のチャート表示方法を解説しています。

投資判断(売買指標)

  • 株取引の多くは、アルゴリズムによる自動売買やAIを用いた取引が行われており、人の感情以外の要素があることを認識する必要があります。
  • 大多数の投資家の感情と自分の感情を比較する事により、自分がどれだけ陶酔感に浸っているかを把握でき、客観視して冷静に投資を行えるツールとして使えます。
  • 『20』以下であれば買い増し検討『80』以上でリセッションに注意が必要となります。

指数の数値が極端に偏っている時に売買判断の判定基準の一つとしたり、株式市場の暴落時にどのくらいの恐怖レベルがあるかを把握するのに役に立ちます。

冒頭にも記載したように、あくまで『テクニカル分析』(心の動き)によるため、サテライト枠での投資となります。

  • アルゴでの取引が大部分を占めるため、一つの判断材料で利用
  • 『20以下で買い増しが妥当

バックテスト

英語となりますが、『W3DATA』というサイトに3パターンにわけたバックテストが載っています。

バックテスト

銘柄:SPY
期間:2016/3~2022/3

Aパターン
45以下➡買い、55以上➡売り
取引数:10回
勝敗:8勝、2敗
Total return:72.49%
シャープレシオ:0.13

Bパターン
46以下➡買い、75以上➡売り
取引数:6回
勝敗:5勝、1敗
Total return:88.03%
シャープレシオ:0.10

Cパターン
25以下➡買い、55以上➡売り
取引数:6回
勝敗:6勝、0敗
Total return:51.1%
シャープレシオ:0.11

シャープレシオは大きいほど優れていますが、3パターンいずれも低すぎます。

そのため、この指数のみで売買判断とするのはやめた方が良いでしょう。

この3パターンで特に参考となるのが、Cパターンが勝率100%のところです。

Cパターンのように『極端な恐怖』にかられている時の”買い”はよっぽどの事が無い限り、負け知らずとなりそうです。

元のデータは以下のサイトです。

  • 『Extreme Fearでの買いは
    “負け知らず”

サイトが見れない時

出典:CNN BUSINESS

Fear&Greed Indexは、相場が大きく変動した時に閲覧数が伸びます。

つまり、暴落時など変動が大きく振れた時はアクセスが逼迫して、サイトが開かない時があります。

CNNサイトが開かない時には、CNNのマーケットのページでも指数だけ載っています。

やや誤差があるのは否めませんが、ページ部に指数だけ乗っているので参考にしてください

  • 『CNN market一部に表記

まとめ

  • “Fear&Greed”は投資家心理を計るテクニカル分析指数
  • 20』で恐怖、『80』で貪欲な投資家心理となっている
  • 超長期投資であれば、裁量性を持たせた投資に有効

記事が、タメになったと思われたら、“SNS”“リンク” で紹介して頂けると今後の励みになります。

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“Fear&Greed Index”の「今一つなところ」は過去3年チャートのしか確認できない事です。こちらの記事で過去20年にわたるチャートとその注意点を解説しています。

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投資歴15年以上の30代サラリーマンであり2児の親/投資からの収益は8桁以上/これまでの経験から再現性が高い投資手法を配信/月間2万PV達成し、フォロワー700人

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