新興国ってどうなの?という疑問を持っている方へ記事を書きました。

ぜんきち
新興国別のETF一覧を見たい方に向けて記事を書きました。
前回の記事で、将来が有望な国をピックアップしました。
今回は新興国を国別に投資するETFを紹介します。
今回は新興国の中でも投資適格となりそうな
新興国のETFについて紹介します。
新興国別 ETF一覧表
国 | ティッカー | 経費率 | |
中国 | FXI | 0.74% |
iシェアーズ中国大型株ETF
|
台湾 | EWT | 0.59% |
iシェアーズMSCI台湾ETF
|
フィリピン | EPHE | 0.59% |
iシェアーズMSCIフィリピンETF
|
インド | EPI | 0.84% |
ウィズダムツリー インドETF
|
ベトナム | VNM | 0.66% |
ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETF
|
インドネシア | EIDO | 0.59% |
iシェアーズMSCIインドネシアETF
|
シンガポール | EWS | 0.51% |
iシェアーズMSCIシンガポールETF
|
ポーランド | EPOL | 0.59% |
iシェアーズMSCIポーランドETF
|
アフリカ | AFK | 0.79% | ヴァンエック・ベクトル・アフリカETF |
米国や全世界のETFと比較して、経費率が高い傾向があります。
しかし、新興国への投資は超長期で行われるわけではなく、長期のトレンドに合わせて投資する対象のため、経費率はそれほど重要ではありません。
買付可能なネット証券(2021.6)
国 | ティッカー | SBI | 楽天 | マネックス |
中国 | FXI | 〇 | 〇 | 〇 |
台湾 | EWT | 〇 | 〇 | 〇 |
フィリピン | EPHE | 〇 | 〇 | 〇 |
インド | EPI | 〇 | 〇 | 〇 |
ベトナム | VNM | × | 〇 | 〇 |
インドネシア | EIDO | 〇 | 〇 | 〇 |
シンガポール | EWS | 〇 | 〇 | 〇 |
ポーランド | EPOL | 〇 | 〇 | 〇 |
アフリカ | AFK | 〇 | 〇 | 〇 |
新興国全体に投資したい場合
“VWO”であれば、年利0.1%と少ない経費率で投資ができます。しかし、大きな割合で中国・台湾の2国だけで、約60%も占めます。
そして、2050年の予想GDP成長率で第一位の“ベトナム”が含まれていません。例えば、テスラがS&P500に組み入れされた時のように、ベトナムがVWOに組み入れられると、”VNM”もある程度上昇の影響があると考えれます。
ベトナムについては、”楽天証券”もしくは”マネックス証券”にて個別に投資する必要があります。

ジミー・シーゲル氏の記述
新興国投資前に確認したい署名投資家の『株式投資の未来』の書き出しで、PERについての書き出しが印象的です。
シーゲル教授は資産形成の中で、バリュエーションについて特に重要視しています。
(予想PERが低ければバリュエーションが良いと判断します。)
このPERは企業だけではなく、米国やヨーロッパ、そして新興国市場にも同じ事が言えると言っております。
まとめ
- 新興国の中でも将来有望な国に投資しよう
- “VWO”の投資だけでは中国、台湾に偏る
- 現在(2021年)での新興国のPERは割安圏にある
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