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FOMCで言及された雇用コスト指数とは “ECI”

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こんな疑問がある方のために、記事を書きました。

ぜんきち
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“ECI”ってなに?

という疑問を持っている方へ向けに記事を書きました。

FOMCにて雇用コストについて注視していく、とあったように”ECI” は四半期毎に従業員の給与や福利厚生など全ての報酬を表した指数です。

従業員への報酬は企業の”商品”や”サービス”の原価にあたるため、報酬額が増額すると物価が上昇すると言われています。

今回はECIについて記載します。

記事が、タメになったと思われたら、“SNS”“リンク” で紹介して頂けると今後の励みになります。

Check Point
  • “ECI”は四半期毎の従業員報酬の変化を表す
  • インフレの過熱度を示す値として参考となる
  • 賞与や定期的な報酬があり変動する事がある
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ECI(雇用コスト指数)について

ECI(米国)

Employment Cost Indexの頭文字から、ECIと言われています。

賃金・給与と福利厚生費など賃金以外で雇用にかかわる費用を含めた、企業が実際に負担する雇用コストを示した指数。

ECI(Employment Cost Index)
公表機関
発表日 四半期に一度
発表時間
8:30 (米国 EST)
【夏:21:30(日本)、冬:22:30(日本)】
発表内容
各四半期の最終月に実施した調査
(3月,6月,9月,12月)
その他
データは季節調整『あり』と『無し』で提供されます

ECIは “賃金”“失業給付” で構成され、調査方法は、米当局から雇用主側への賃金調査に基づいています。

雇用コストの約7割を賃金が占めているため、賃金の動向を表す指数とされています。

一般的に上昇すれば、業績が好調。下がっていれば、業績が不調と見られます。

また、賃金の上昇は物価を左右するため、インフレ率に影響します。そうしたことからFRBも金融政策を決定する一つの指数としています。

直近のECI推移

前年同月比の賃金コスト上昇率を表しています。(青:予想、赤:結果)

9月に賃金の急上昇があり、インフレが続くとされましたが、12月では雇用コストが一服しました。

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ECIが注目される理由

高精度な賃金動向

福利厚生(約3割)を含めている指数のため、米国の平均時給よりも賃金の動向を正確に示しているとされます。

雇用主は従業員への賃金と手当を適切な水準となる指標として使われます。

FRBが重要視する理由

企業は “製品” や “サービス” の提供する価格を引き上げる前に、賃金の上昇する傾向があるため、インフレと連動して賃金圧力が高まると見られているからです。

逆に、急激な物価上昇が起きると、生活必需品の上昇で生活に困窮する従業員は”より高い賃金”を求め、転職活動が行われるようになります。そのため、インフレ主導で賃金が上昇することがあります。

そして、一度賃金を上げてしまうと、労働賃金は中々下げることが出来ないことから、賃金の上昇はしつこいインフレを起こすと認識が根強くあります

ただし、発表が四半期に一度であるため、発表されない月には毎月発表される雇用統計の賃金上昇率が注目されます。

投資家が注目する理由

上昇した賃金は物価に転嫁されることから、インフレを表す指数として注目されています。

インフレが起きると、FRBの金融引き締めが起きる可能性が上がるため、株価が下落する要因となります。とりわけ、利上げ局面では、グロース銘柄に多い高PER株が売られる傾向が強くなり、債券価格が下落します。

雇用コスト指数が “急勾配” もしくは、予想よりも”大きい増加”を示す場合、それはインフレの追い風と見なされます。

まとめ

  • “ECI”は四半期毎の従業員報酬の変化を表す
  • インフレの過熱度を示す値として参考となる
  • 賞与や定期的な報酬があり変動する事がある

関連記事

“CPI”について解説しています。

FRBが最重要視している”PCE”の解説しています。

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