こんな方のために、記事を書きました。

最近個別株に興味を持ち始めました!という方へ向けて記事を書きました。
個人投資家は全て、自分で意思決定する必要があります。
運用し始めた段階で考えておきたいことは、
『資産運用が必要となった理由』と、『どれだけの “金額” をどれくらいの “期間” 』で築く必要があるのか、資産形成していくための軸(方針)を決める必要があります。
そして、その方針に沿った運用(ルール)を愚直に守り続けるのが大切です。
ここでは、昨年より新しく資産運用を始めた投資家に向けて、これからの運用が上手くいくようなヒントを書きました。
資産形成の役に立つと嬉しく感じます。
記事が、タメになったと思われたら、SNSやリンクで紹介して頂けると今後の励みになります。
投資家を “守る” 3つのポイント
- 生活余剰資金を必ず充てる
- 生活防衛資金を確保する
- ポートフォリオを多様化する
生活余剰資金を必ず充てる
日々の生活でコツコツ貯めたお金を、今までは『預金』という、元本が保証された〔1〕銀行へしか、お金がありませんでした。
日本の預金割合は54.3%もあります。

『資産運用』とは、結局は株式投資を行うこととなります。
投資は自分のお金が減る『リスク』があります。これまでに、お金を減らすリスクを取ってお金を増やそうとした経験がありますか??
あったとしても、おそらく『宝くじ』やパチンコなどの『博打』くらいです。
安倍政権下に老後2000万円が必要という試算が発表され、そこから一気に投資がクローズアップしました。
例えば、投資だけで2000万円の資産を築く時には、1200万円の資金〔2〕を元本割れ〔3〕のリスクに晒す必要があります。
1200万円の大金を元本割れのリスクに晒したことはありますでしょうか??
株が暴落した時に、この1200万円が余剰資金で無い場合には、どんな方でも精神的に参ってしまいます。
〔1〕:1000万円まで保証
〔2〕:年利5%、月に5万円を20年間積立
〔3〕:もともとある資産価値より下回ること。1000円で買い、価値が900円になる。
生活防衛資金を確保する
“生活防衛資金” を簡潔に言うと、
『予期せぬ突発的な事象により収入が途絶えても耐えられる資金』のことです。
具体的には、以前の記事で解説していますので貼っておきます。
ポートフォリオを多様化する

分散投資法の一つとなります。1つの会社の株式だけを保有するのではなく、数社の企業の株を購入する方法です。
1つの会社だけであると、そこが倒産した場合、買付に使用した資金がほぼ0円になります。数社へ投資すると、資金が0円となる事はありません。
少額で数社へ投資する方法として、一般的なものが、”投資信託” や “ETF”となります。投資信託を購入すると、数千円で世界の8,000社以上に投資する事も可能です。
他にも分散方法がありますので、下に貼っておきます。
投資家が “攻め” るための3つのポイント
- リスクを取る勇気
- 自分自身で考える
- 最低限の勉強をする
リスクを取る勇気
Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria.
(強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく)
ジョン・テンプルトン氏より
この格言は、アメリカの著名投資家・ジョン・テンプルトン氏の言葉とされています。
この格言で、株式市場が誰も購入する者がいない状態、つまり、悲観となった局面が、強気相場の出発点になりやすいという事が注目すべきポイントです。
投資家は、誰も株を買っていない、絶望のさなかに株を淡々と購入できなければいけません。
これは、ある設定をすれば特別に難しいテクニックは必要としません。
その設定とは、
積立購入を設定するだけです。
それだけで、機械的に購入する事が可能です。
自分自身で考える
世の中には情報にあふれています。その情報が世界的に有名なnewsであっても、情報にはバイアスがかかっております。
メディアは広告を主な収入源としますので、注目されやすい”見出し”を作成したり、大げさに書いて注目を集めようとします。
情報には全て〔4〕バイアスがかかっているという認識をもって、『自分自身で考える』というフィルターを通して見る必要があります。
〔4〕:私が出す情報についても
個人投資家の増加と減少
投資家の増加
個人投資家が増えるのは、
『暴落した局面』と『相場が絶好調な時』です。
昨年の場合、このどちらの投資家についても、株価が伸長していきました。
株を買ってから、含み益が出てきたら

俺って天才?
と思う事があります。私もそうでした。
投資家の減少
では、個人投資家が減少するのはいつでしょうか?
簡単ですよね、景気減速し株価が急落したタイミングです。
株式はゆっくり上昇して、下落時は一気に下がります。そのため、売却判断を迷っている内に株価が下がっていきます。
そして、含み損が想像する以上に増えてると…
どうでも良くなってしまって、
株式投資に失望してしまい、市場から退場を選択してしまいます。
まとめ
共に学んでいきましょう!それでは、また!!
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