疑問がある方のために、記事を書きました。

Eコマースってコロナウィルスが収束したらオワコン?という疑問をお持ちの方のために記事を書きました。
2020年に新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るっています。その影響で、人々の生活が大きく変化しました。
ウィルスにより、打撃を受けた企業が多くありました。帝国データバンクの企業倒産ではコロナ関連倒産企業が累計で2059件(2021.9.17時点)です。
一方、在宅需要の高まりにより、インターネット関連企業が追い風を受けました。売り上げが上がった企業の中で「Eコマース」企業も含まれています。
今回は
1.Eコマースについて
2.コロナウィルス感染者数(世界)
3.今後の予想
について、記事を書きました。
Eコマースについて
Eコマースは簡略的に”EC”と表される場合もあります。Eコマースは「電子商取引」と略され、ネットショッピング、ネットオークションでの取引の事で、直接現地で取引せず、遠隔(ネット上)で取引することを指します。
Eコマースに近い言葉で「Mコマース」という言葉も耳にします。Mコマースはモバイルコマースの略で、スマホなどモバイル端末から行う電子商取引を指しています。
世界のEコマース企業
世界でEコマース
企業名 | ティッカー | 時価総額($) | ||
Amazon | アマゾン | 米国 | AMZN | 1754 Bil |
Alibaba | アリババ | 中国 | BABA | 435.05 Bil |
Sea | シー | 東南アジア | SE | 187.07 Bil |
Pinduoduo | ピンドゥオドゥオ | 中国 | PDD | 126.24 Bil |
JD.com | ジェーディードットコム | 中国 | JD | 121.12 Bil |
MercadoLibre | メルカドリブレ | 南米 | MELI | 93.37 Bil |
eBay | イーベイ | 米国 | EBAY | 48.18 Bil |
Etsy | エッツィ | 米国 | ETSY | 28.73 Bil |
Eコマースの市場規模

コロナウィルス感染者数(世界)


上のキャプチャーは、国別の “累計” と “至近14日間” です。青色は「感染者」を表し、紫色は「ワクチン接種者」を表しています。
特徴的なアメリカ、中国、インドをピックアップします。
【中国の場合】
累計でのワクチン接種者が多く、ウィルス感染者数は累計・14日間ともに少ない。
【アメリカの場合】
累計でのワクチン接種者が少なく、ウィルス感染者数は累計・14日間ともに多い。
【インドの場合】
ウィルス感染者数は累計で多いですが、14日間でのワクチン接種者が多く、至近14日間の感染者数が少なくなっています。
世界全体

現在、世界的なコロナウィルスは第3波が継続中です。
2021.9.17時点で世界の一日当たりの平均新規感染者数は1.5万人弱、一方ワクチン接種回数は一日当たり140万人強と世界78憶人の人口の内、一日当たり0.018%ずつ増えております。
しかし、直近の14日間では一日当たりの新規感染者3万人を超え増加傾向にあります。
ワクチン接種と死亡率

この図から分かる事は、全世界のワクチン接種率が40%強になった現在でも、ウィルスによる死亡率があまり減少していないことが見て取れます。
これは、個人的に気になる事ですが、今後ワクチン接種率が増え、集団免疫が達成されると言われている60%を超えると、死亡率が下がって来るのかを希望を込めて見ていきたい。
今後の予想
集団免疫(ワクチン接種+感染者数)達成が60%とした場合、ワクチン接種および感染者数が現在までの平均値で推移すると仮定すると、8年と7ヶ月後に達成できると計算できます。
全世界の人口:78.75億人
現在までの累計感染者数:2.19億人
ワクチン接種数:140万人/日
ウィルス感染者数:3万人/日
計算式の中には、ワクチン接種対応年齢者以外(12歳未満)も含まれていることや、世界各国でワクチン開発が進んでいることや、途上国の潜在感染者を勘案していないため、実際にはこれより早く集団免疫達成すると思います。
仮に現在のペースより2倍に上がったとしても、4年間時間を要しますので、その間にEコマースは十分浸透するため、その後の決算で影響が出るとは考えにくいです。
まとめ
- Eコマースはネット決済を言う
- 世界でのウィルス新規感染者数は落ちていない
- 集団免疫獲得まで4~8年かかることから、Eコマースは定着する
それでは、また!!