こんな悩みがある方のために、記事を書きました。

株とか資産運用で、暴落に精神が保てるのか心配…
そんな方のために、安定感最強のカウチポテトポートフォリオに関する記事を書きました。
今回の記事はカウチポテトポートフォリオ(以下、カウチポテトPF)ってなに??
という方のために、基礎知識について記事を書きました。
カウチポテトPFは資産運用に時間を掛けられない方に向いています。
資産の管理がとにかく楽に出来るのに、効果が絶大な資産運用ですので、私も比率は違いますが実践しております。
結論
カウチポテトポートフォリオ
(現金など)無リスク資産 (株式)有リスク資産 を50%ずつ持つ組み合わせのこと
<リバランス>
年に1度、均等になるように高いほうを売って(高値で売る)、低いほうを買う(低価で買い戻す)
<ポイント>
- リスクが大きい株式資産が下がっても現金は価格が変わらない。
そのため、リスク低減効果あり(相場が好調の時は株式100%には伸びが劣る) - 運用管理が楽なので、忙しい人にオススメ
- 株が上昇すると利益増。下落で安く仕込めて将来利益増。
※リスク: ×危険性 ◎値動き幅
カウチポテトポートフォリオについて
カウチポテト族(カウチポテトぞく)は、ソファー(カウチ)に座り込んだ(寝そべった)まま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現である
カウチポテト族 – Wikipedia
カウチポテトという言葉自体あまりいい意味で使われていません。
しかし、カウチポテトPFはカウチポテト族でも管理できる良い資産運用方法として使われています。
名前の由来からあるように、精神的ストレスがあんまりありません。
それでいて、暴落時に買い増すため運用成績が高くなります。
この運用方法は、Investopediaというサイトにかかれていました。
他にも、NightWalkerさんの本にも紹介されています。
このカウチポテトPFが誕生した本場アメリカです。
アメリカではウォーレン・バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムが書いた書籍に、こんな記述があります。
書籍の中では債権50%:株式50%で、時によっては25%~75%の間で調整する。
バフェットの師匠がカウチポテトPFを進めるほど良いポートフォリオなんですね。
米国では無リスク資産を債権50%とする理由を私なりに考えます。
日本とアメリカの違いは債権の金利(リターン)が多い、そしてアメリカのインフレ率が高い事です。
インフレ下では現金を持っているだけで、買える量が減っていきます。
そのため、現金を所有するだけで資産が減ることになります。
これを出来るだけ防止する運用が必要となります。
インフレに負けないように債権を無リスク資産として組み入れているだろうと推測します。
日本居住者がこの方法を使用すると、米国債に投資することになります。
米国債に投資を行おうとすると、“ドル転” “円転” の往復で為替コストとリスクが生じます。
「じゃあ日本の債券は?」というと、長期の国債でも金利が0.05%となり、ネット銀行より金利が劣ります。(財務省:個人向け国債)
金利が低いのは残念ですが、幸い日本は長期にわたりインフレ率が低いです。
なるべく、資産を多くしたいので国債より金利の高い普通預金へ資産を置いた方が資産が増えます。
以上から、日本の無リスク資産は➡『現金』となります。
ネット銀行の普通預金で、金利が0.1%の銀行は楽天銀行です。楽天銀行について改悪がいくつかありましたので詳しくはこちらをご確認ください。
まとめ
カウチポテトの注意点は、無リスク資産にあると思います。
この無リスク資産の割合を多くとると、リスクが多く抑制されます。
しかし、日本居住者の場合は債権ではなく、現金で持つのも選択肢にあります。
現金として持つ場合は、投資に回せる余裕資金として確保しないと、カウチポテトPFとなりません。
誤って“生活防衛資金”や”自動車資金”などと混同しないよう十分に注意が必要となりそうです。
次回は、カウチポテトPFの暴落時シュミュレーションと具体的なリバランス方法を記載します。
それでは、また!
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