中国 株式投資

中国株が暴落中!著名投資家の動向について

中国

こんな疑問を持っている方へ記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

中国株が暴落中だけど、世界の投資家はどうしてるの?
と言う方のために記事を書きました。

皆さんは、2021.2月に高値を付けた中国株が、アメリカ経済の好調なのと逆行して段々と下落し、7月下旬から暴落中なのはご存じでしょうか?

この原因を簡単に言うと、3つあります。

  1. 中国経済の減速が顕在化したため
  2. 政府による規制強化によるもの
  3. 恒大集団の破綻リスク上昇

以上の2つです。

中国と言えば、現在GDP世界2位であり、世界1位のアメリカを追い抜くのは時間の問題と言われています。

そんな経済大国となった中国が大暴落しています。投資を考えているけど、著名投資家達はどう考えているの?

この記事のでは、そんな方へ向けて
1.著名投資家の動向
2.IT関連における政府の規制強化
3.中国への投資マネーはどこへ

以上3つについて解説します。

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著名投資家の動向

日本人で中国が「嫌い」と言う方がいらっしゃるかもしれません。しかし、感情と資産形成は別物です。私たち投資家は、冷静に事実を受け止めて投資判断する必要があります。

今回のビックnewsとなった“中国政府による教育の非営利化”を受けて、著名投資家の動向から、私たちはどう投資資金を動かすのかを判断する必要があります。

レイ・ダリオ氏

まず、 レイ・ダリオ氏 (以下、ダリオ氏)を簡単に紹介すると、世界最大級のヘッジファンドを創設した人で、リーマンショックがあった年も10%以上のリターンを生み出した方です。

CNBC と linkedinより
ダリオ氏は「中国の教育引き締めを投資家達は、反資本主義であると誤解している。」と述べました。

ダリオ氏のlinkedinアカウントで「彼らは、過去40年間の傾向が明らかに資本市場で市場経済を発展させる方向に強く、起業家や資本家が金持ちになっているにもかかわらず、共産党の指導者が真の反資本主義を示していると、(DiDiと教育会社の非営利化)これら2つの最近の動きのように、誤って解釈しています。」とダリオは言った。

「この間違った先入観は、中国で何が起こっているのかを見逃してしまい、そして今後も見逃し続けるでしょう」と、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターアソシエイツの創設者であるダリオは付け加えました。

ダリオ氏は急速に発展する資本市場環境において、中国政府が「適切な規制を策定している」と述べ、「急速に進歩する産業が明確でない場合、このような混乱を引き起こしてしまうことがある。そして、それは反資本主義の動きであると誤解されてしまうことがある」

そして、「中国の資本主義が先進国の資本主義と同じであると期待しないように」と述べ「アメリカと中国どちらの市場にもリスクがあり、互いに競争し、多様化する可能性がある」と付け加えました。

この後の記事で、高騰する教育費は子供を産み育てる意欲に対し、非常に大きなマイナス要因であり、国の少子化対策の後押しする政策である旨が書かれています。

レイ・ダリオ氏 まとめ
  • 中国経済の規制は反資本主義的ではない。
  • 西洋の資本主義と中国の資本主義は異なる。
  • 中国、アメリカどちらもPFの重要な部分である。

CNBC(2021.8.3)

キャシー・ウッド氏

まず、キャシー・ウッド氏(以下、ウッド氏)を簡単に紹介すると、女性バフェットと称される方です。彼女は日本でも人気があるETF(ARKK)、アークイノベーションを運営する方です。

ブルームバーグより
ウッド氏は中国株へのエクスポージャーを「0」にしました。その理由は、「イノベーションで米国を追い抜いてきた中国が今や後退にしつつあるように見える」と語りました。

また、米中対立については
「この政権下で激化した米中の威嚇合戦は、多くの活動を自国に回帰させていると思う」と述べ、さらに「サプライチェーンの再編は米国にとってはプラスになるだろうし、中国にとってはややマイナスだろう」とも話しました。

中国のバリュエーションについては、しばらく低迷が続くと言いながらも、「そうであっても、イノベーションの領域で非常に興味深い企業が幾つか見つかると確信しており、このため常にオープンな姿勢でいるつもりだ」と話しました。

エクスポージャーとは

Exposure。投資家が保有する金融資産のうち、市場の価格変動リスクや特定のリスクにさらされている金額や残高の割合こと。

キャシー・ウッド氏 まとめ
  • 中国経済に後退が顕在化しつつある
  • しばらく低迷が続く公算が高いため、投資マネーを引き上げた
  • 興味深い企業が現れたら、投資を開始する

ブルームバーグ2021.8.11

ブルームバーグ2021.8.17

ポール・マーシャル氏

まず、ポール・マーシャル氏(以下、マーシャル氏)を簡単に紹介すると、590億ドル規模の投資会社マーシャル・ウェイスの共同創業者です。

ブルームバーグより
「これらさまざまな介入の影響、特に滴滴グローバルの米国上場前後という発表のタイミングは、米国を拠点とする投資家やその他の国外投資家の意欲をそぐものだった」と指摘。「中国企業の米国預託証券(ADR)は今や、投資不可能と言えるだろう」と顧客に宛てた書簡で語りました。

マーシャル氏は「政策リスクを原因とするリスクプレミアムが、企業と投資家の両方にとって(中国株を)魅力のないものにしている」と説明しました。

同記事内で、ジョージ・ソロス氏の投資ファンドや複数の著名ヘッジファンドが既に、中国へのエクスポージャーを減らしているとも記載がありました。

ポール・マーシャル氏 まとめ
  • 中国企業のADRは、現状で投資不可能である。
  • 中国株のリスクプレミアムは投資家にとって容認できない。

ブルームバーグ2021.8.17

ヒュー・ヤング氏

まず、ヒュー・ヤング氏(以下、 ヤング 氏)を簡単に紹介すると、アバディーン・スタンダード・インベストメンツのアジア部門会長です。

アバディーン・スタンダードとは

イギリスを本拠地とする投資会社、「スタンダードライフ」「アバディーン」と合併し運用資産6600億ポンド、日本円にして約92兆円規模になった。(2017年合併当時)

ブルームバーグより
ヤング氏は中国当局によるテクノロジー業界締め付けで下落したテンセント・ホールディングス(騰訊)株を買い増した。他の中国大手テクノロジー銘柄も大半の保有を続けているが、それは取り締まりがあっても最終的に勝ち組になると考えているためという。

教育業界への投資は避けていますが、不動産開発を含め、中国を代表する銘柄は上昇の余地があると語った。

ヤング氏は「中国政府は国民のために、すべてをより公平にしようとしているだけだ」と指摘。「それがわれわれを中国投資から遠ざけるかと言えば、答えはノーだ」と言明した。

ヒュー・ヤング氏 まとめ
  • 中国ハイテク株の暴落に応じて株式を買増し
  • 教育関連以外の代表銘柄は上昇すると考えている
  • 中国政府は、自国民を公平とするための政策をしている

ブルームバーグ2021.8.17

ウェイ・リ氏

ウェイ・リ氏を簡単に紹介すると、ブラックロックのチーフ投資ストラテジストです。

ブラックロック社とは

アメリカを本拠地とする世界最大の資産運用会社です。運用資産は7.4兆ドルを超えています。(2019年末)

ブルームバーグより
ウェイ・リ氏は「中国は世界の投資家のポートフォリオだけでなく、世界のベンチマークの中でも比率が不当に小さい」と語り、「株式も債券も世界第2の市場なので、もっとポートフォリオに組み入れられるべきだ」と指摘した。

ブルームバーグ2021.8.17

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IT関連における政府の規制強化

2020.11月にアントの上場を延期を皮切りに、IT関連企業の独占的な影響力を規制する方向へ転換した。政府は2021.4月にアリババへ独禁法違反で罰金、テンセント、ディディへも次々に罰金の支払いを命じました。

ディディは米国市場へIPOした2日後にアプリのダウンロード禁止措置が取られました。

運用当局の取り締まり対象は広く、ネット上での差別的な価格設定、優越的地位の乱用、取引先の不当な扱い、テック企業の合併で当局への事前申請漏れなど、取り締まりが厳しくなったのは、法改正により絶大な権力を握るに至ったからです。

中国への投資マネーはどこへ

中国のIT関連大手企業5社の時価総額は、1600憶ドル以上減ってしまいました。この投資マネーはどこへ向かうのでしょうか?

私見となりますが、アメリカです。
理由は単純で、唯一投資好調な市場がアメリカだからです。

アメリカ市場はIT関連銘柄で好業績を残している(決算が良かった企業)が株価を引っ張っていってくれますし、決算が良くて株価が上昇しない場合でも、中国への投資マネーがある程度はアメリカ市場へ流入し、株を下支えしてくれると想像できます。

ただし、FRBのテーパリングが市場予測と反して早まった場合は、市場があれると予想できます。

“テーパリング”から”緩和終了”そして”利上げ”が始まると、次はどこへ投資マネーが動のくか投資家は常に想像が必要です。

まとめ

著名投資家でさえも、買いと売りで意見が分かれています。ここで買い向かう時は、どれくらい下落するか定かではないので、それ相応の覚悟が必要です。

  • 著名投資家は”買い”or”売り”の二極化。今回のニュースで様子見は無かった
  • 中国の規制強化は始まったばかり
  • 投資マネーが米国市場へ流れる予測ができる

それでは、また!

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