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おばちゃんは”0円会社”をどうやって”100億円”で売却できたのか??

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こんな書籍の興味を持っている方へ記事を書きました。

ぜんきち
ぜんきち

最近、決算書を読むための記事が増えてきました。決算書の知識があるとより、面白く読める書籍を紹介します。

皆さんは、会社が利益を出す仕組みと企業の経営者が行うべきことをご存じでしょうか?

この書籍は、銀行から一銭も貸してもらえない状況から、経営を立て直し、会社が100憶円の値がつくまで、価値を高めることが出来た経営者が書いた書籍です。

現在、中小企業を経営している方はもちろん、実際に経営を立て直した社長の生の声を聴ける本として、楽しく読める書籍だと思います。

私が、前回紹介した書籍や、ファイナンスの知識をお持ちのある方は、より深く理解が出来て、娯楽本として読みやすくできていました。

著者紹介

著者:平 美都江
平鍛造株式会社代表取締役社長。1956年東京都大田区生まれ。1977年日本女子大学理学科を、父の看病のため中退し、父が羽咋市に戻り設立していた平鍛造株式会社に入社。工場のオペレーターや営業職を経て、1986年、専務取締役就任しました。40歳を過ぎてから税理士の勉強をはじめ、宅地建物取引士、CFP、一級ファイナンシャル・プランニング技能士などの資格を次々と取得。父の天才的な技術で製造される超大型鍛造リングにより、他の追随を許さない企業として急成長を遂げるが、リーマン・ショックによる景気悪化などにより受注量が激減。父による強引な客先交渉が裏目に出て、2009年に廃業する事態に。会社存続の危機に追い込まれる中、代表取締役社長に就任し、営業を再開。一度離れた顧客の信頼回復に努めつつ、数々の経営の合理化を進め、数年で業績を回復させる。
出典:なぜ、おばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか(書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本書の内容

石川県羽咋市の中小企業を経営する三代目おばちゃん社長。
鍛造工業として、世界からも受注している会社ですが、創業者の父は職人肌で利益より受注数に拘り、経営に一切関心がありませんでした。それでも羽咋市で成功したのは、父の職人としての腕が高かったからです。 二代目 を受け継いだ社長の息子(著者の弟)の不慮の死があり、父の取引先との態度が今以上に悪化し周囲から見れば”暴走”としか言えない状況でした。技術があっても、受注数が伸びず、ついには取引先が全て離れてしまい仕事が無くなってしまいました。
著者は父が編み出した鍛造の技術を残したい思いから、 三代目 に就任しました。しかし、創業者である父は認めず訴訟にまで発展してしまいます。
何とか和解しするも、取引先が皆無の状況のまま、過去に学んだ知識を活用して、働いた結果、103億円で売却し、現在においても、社長を継続する事になりました。

本書の内容まとめ

  • 流動資産特に現金を確保する事の重要性
  • 仕事の効率化で省人化、新設備導入で省エネ化をする設備投資術
  • 事業環境の変化や事業の継承問題から会社の売却を判断

書籍の所感

この書籍は初めに、経営を立て直したテクニックを1章に置き、次の章から内面的な事が書かれています。決算書について少し理解あると、知識が深化しますし、知識が無くとも読みやすく作られており、1日で読むことができました。

私のような、会社を経営したことのない者が頭では、キャッシュは大切だと理解していても、実際にはどうか実体験がありません。この書籍を読むことで、私が経験したことの無い「経営者が抱える危機」を疑似体現出来て、営業CFの重要性に気付かされます。

他にもこの書籍で、設備投資は効率化とキャッシュを手元に残す(減価償却が出来るため、良い業績時にも節税効果があるため)手立てに出来る事が勉強になりました。

他にも経営者としてどのような事に気を配っていたのかや、実際に行われているノートインプット法等、様々な事が書かれていますので是非、本書を手に取り読んでください。

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